二〇二一年十月更新履歴
date: 2021-10-31
九日
織田信重 (織田信澄) の生涯目次にて 「前のページに戻るボタン」 を 09
三十一日
ちょっと昨年九月の記事に誤植 ・ 人名間違えがあったので、 修正ついでに名前をぼかしたりしました。
雑録
現在 『藤堂高虎前史』 の制作に力を入れる日々です。
累代の解説を書いていくわけですが、 これが難しい。大まかな骨組みは別で記した編年の資料制作の過程で出来上がっているわけですが、 編年と個々人に焦点を当てたものでは別物ですので骨が折れます。
ただマスターとなる藤堂氏年表は完成しているから、 事項を引っ張り出すのは楽です。
藤堂氏以外では、 また少し多賀氏への理解が深まったので多賀氏記事を大改編したいと考えています。既に改編案を考えているので、 こちらは高虎前史が終わり次第更新できたらと思います。
また改めて多賀秀種論文を読んでいると、 奥村氏が示した系図というのは津藩藤堂家に送られた系図でもあるそうで、 一層読んでみたいと感じています。それまで金沢の玉川図書館以外では閲覧出来ないと若干諦めていましたが、 調べてみると東大の史料編纂所には写真帳が所蔵されているようなので、 来月は是非とも閲覧に挑戦してみたいですね。最も私は翻刻されたものでようやく読めるレベルなので、 果たして解読できるのか不安であります。
史料編纂所の史料では 『守光公雜記』 も気になります。
守光公雑記には、 寛正六年二月二十ニ日の 「明金日記」 が収録されていることが大日本史料 DB でわかります。これは藤堂景敦の自記と思われる訳ですが、 他にどの程度遺されているのか。
特に広橋侍藤堂氏の記録は、 書状を除くそのほとんどが主人や山科家の記録集に依るものなので、 明金日記のように藤堂氏自らが記録したものはかなり貴重で、 数があれば 『広橋家礼記』 として出せそうです。
雑記の一部はれきはくデータベースでも画像を閲覧することが出来ます。しかしどうやら 「明金日記」 はオンラインでは閲覧出来ないようで、 こちらも史料編纂所で閲覧を試みたいところです。広橋家の皆さんの文字は、 読もうと思えばまだ読めるので助かります。
ただ読める範囲で見てみると、 雑記は本当に雑記で、 私の史料メモのように断片的な内容。そうなると明金日記で遺る範囲も、 勅撰和歌集編纂の院宣についてのみである可能性が高いです。
とても貴重なものですが、 あまり期待は出来ないですね。
さて高虎前史を考えていると、 どうやら津藩は高虎の先祖を 「創作」 した可能性を感じるようになり、 更新ではそうした怪しい部分を削りたいと考えています。
似たところでいくと信重家臣団の記事についても、 確実に存在した家臣とそうでない家臣が混在しているので、 明確に分離させる必要があると感じております。ここは近く修正を加えたいと思います。
また二十二日に愛用の surface pro4 を起動すると、 ロゴが二度点滅して 「surface couldn’t find a bootable operating system」 という青いメッセージが。焦りましたが UFEI でリスタートすると、 普通に起動成功。その後、 同じようにメッセージが表示される日と、 平常通りに起動が出来る日が交互にありましたが、 三十日時点では安定しています。
しかし pro4 も交換して貰ってから三年です。購入してからは五年ぐらいですが、 二〇一八年に画面の揺れで交換して居ます。
windows11 が発表されるも pro4 は対応せず、 それなら去年タイプカバーを新調したから本体だけ新調すれば良いと思っていたのですが、 なんと pro8 からはタイプカバーが pro x タイプに統一。
新調した昨年夏には 「いよいよ surface とは縁が切れない」 と覚悟しましたが、 呆気なく私が surface サイドから縁を切られてしまいました。
surface は持ち歩けるのが良いのですが、 自宅での作業では机に置いて見下げる事になり首肩には負担があり、 正直自宅作業ではデスクトップもしくは別に液晶モニターを繋げたいところ。
実は昨年夏に、 無線キーボードマウスに、 液晶モニターを組み合わせる事を思案しましたが、 持ち運ぶ事を考えてタイプカバー新調を選択していました。surface のデスクトップ化は多く例があり、 マイクロソフトも推奨している向きがあります。実際、 surface はパワフルと言われるから良い選択肢と思いますが、 メモリを増設出来ないのが個人的には残念。
それなら自分はデスクトップ主義みたいなところがあるので、 部屋に母艦が欲しくなる。でも狭い部屋だから置き場所なんて無い。だから自ずとコンパクトなデスクトップが欲しくなるのです。
せっかくだから自作でもしてみようかと思うのですが、 折からの半導体不足。これは 「時期が悪い」 という奴でしょうな。この半導体不足というのは修理の部品も無いという事にもなるだろうから、 本当に向こう二年ぐらいは物を大切に扱わないと。
コンパクトなデスクトップだと、 ミニ PC のベアボーンの deskmini や NUC が最近話題。でも NUC は廃熱が少し不安。なので AMD の CPU が使える deskmini の X300 かなあと思うのですが、 やはりパーツを集めるに時期が悪そう。悩ましいね。
で、 液晶モニター選びも悩ましい。
もう私の目は surface の高 DPI に慣れてしまったから、 laptop
やっぱり時代の 4K モニターでも欲しくなりますが、 狭い部屋に小さな机では置き場所が無い。某大型量販店で展示されているモニターを見ていると、 23.8 インチならギリギリ収まるかな?と感じました。
母艦を置いたとしても、 出先に持って行くマシンも大事ですね。まあ今はスマホで事足りるものですがね、 史料を片手にメモする作業は正直なところキーボードや ATOK が便利なので、 やはり痒いところに手が届く surface に旗があがります。特にキーボード付きメモマシン 「ポメラ」 の後継機種が発売されないなかでは、 やはり今持っている surface に勝るものは無いでしょう。このタイプカバーってのは凄い発明ですよ。
現実的な話、 今は挙動も安定しているから先延ばしですね。大事なデータをバックアップしつつ注意して使いたいと思います。最悪ダメになったら中古の pro4 以降機種でも探すのが現実的選択肢と思います。悩ましいところです。こうした悩ましいのが、 また楽しいのだけれどね。
あっという間に十一月です。
やり残したことが無いように、 寒さに負けず頑張りましょうね。