私のアニメ遍歴~2021年に視聴した作品~

2021 年に視聴した作品の感想です。

2021年に視聴した作品

2021年冬クール

IDOLY PRIDE

今季はアイドルものが多かった。なかでもこちらは これはただのアイドルアニメではない と銘打った挑戦作。
主人公牧野くんと伝説のアイドル長瀬麻奈の甘酸っぱい青春恋物語続編で私はお腹いっぱいでした。上手いよね 神田沙也加さん。流石です。
そして伝説のアイドルの妹 心臓移植されたアイドルというのは新機軸で良いですね。まさに新時代のアイドルアニメーションといった感じ。長瀬麻奈の歌が好きです。

ゲキドル 

赤尾ひかるさんをフォローしていたので ちょくちょく流れていました。M A O さんが良い役立ったのが高ポイント。
作品自体は五年間のお蔵入りだったのが ようやく放送といった話。
舞台は池袋で お芝居に打ち込む女の子たちが主役。ジャンルとしては SF モノで ドルはアイドルではなく ドール
最終的にどうやって物語を畳むのか心配になりましたが 上手く畳みましたね。

SHOW BY ROCK!! STARS!!

SB69 シリーズ ましゅまいれっしゅの続編みたいなところです。
この放送決定に合わせて ニコ生で過去編の一挙もあったので 予習をしたのが良かった。キャラがたくさん居て楽しいね。曲も良いし。ちょっとハチャメチャなストーリーなのが最高。特にましゅまいれっしゅが入牢したあたりが好きだった。逮捕されたら弁護士に相談です。

WIXOSS DIVA(A)LIVE

こちらも続編モノ。カードゲームのアニメで 思ったほどのアイドル要素はなかった。
とはいえ濃厚濃密な作品で面白かった。これぐらいぶっ飛んでるぐらいが ちょうどええんす。

ウマ娘プリティーダービーSeason2

トウカイテイオーとメジロマックイーンを主役に据えた大人気作品の二期。
脇にはライスシャワーとミホノブルボン カノープスやキタサトコンビが加わる物語を盛り上げる。
更には放映期間に待ちに待ったアプリゲームのリリースが行われ その人気は爆発。もはや Twitter でウマ娘の話題は途切れる事を知らない。
わたしはゲームアプリをこれ以上やる時間がないので やっていませんが 何やら楽しそうです。

弱キャラ友崎くん

さいたま市大宮区周辺を舞台にした大人気ラノベのアニメ化。
OP は最近人気が出始めた DIALOGUE なるユニットだが やや少し高音が強い印象があった。低音が欲しいとも感じた。
内容だが 原作を読んでても感じた 講釈たれ 説教臭さ が少し増したかなと。ちょっと小煩い感じ。
アニメ化範囲も 夏休み以降が面白いんだよなあ。もったいない。

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

長い! 最近のこうしたノベルの類は とにかく題名を長くする事に拘る輩が散見されるが。本当に情けないね。少しは塩梅を考えなさい。くどいんじゃい。

略してラスダン。以上のようにその長いタイトルであったり 異世界系はあまり好まない事から 当初は視聴を躊躇したモノだが 日岡なつみさんだったり M A O さん 朝日奈丸佳さんが出ていたので どれどれと視聴。コミカライズもアプリで読んだよ。
これがけっこう面白かった。

裏世界ピクニック 

こちらも人気ノベルのアニメ化。コミカライズもちょくちょく見てたけど この手の作品はアニメがコミカライズを追い越すのが通例みたいな感じですね。
あまりこういった怪談物は見ないのだけれど がんばりました。やっぱり苦手は苦手だけどね。
ただ きさらぎ駅 について 2 月に放送時期を合わせたのは小粋

装甲娘戦機

異世界にぶっ飛ばされた女の子が 失われた修学旅行を楽しみながら戦うアニメ。
このクールではなかなか面白かった。見慣れた景色がだいぶ可笑しな事になっている。そこが良かった。
あと展開の広げ方が最高でした。

ゆるキャン Season2

原作 アニメ ドラマ とここまでメディアミックスに成功した作品は近年でも稀でしょう。
特に遭難未遂回での顧問 その教職員の立場を考えると非常に背筋が凍りますね。大変な職業です。
浜名湖の空気感はよくわかるんだけれど やはりキャンプ場や山梨の空気感は現地に赴かないとわからないなあと。自転車で走ってみたいし。はやく行きたいねえ。

はたらく細胞!!・Black

こちらも人気作の 2 期。
実は はたらく細胞の方は劇場版をテレビにリサイズしたものだったらしい。だから話数が少なかったのか。

人気だったのは Black だっただろう。
なかなかセンシティブだけど よくある病気を上手く扱ったと思う。

ホリミヤ 

近藤玲奈さんや M A O さんが出ていたので視聴。あまりこういったラブコメは見ないですが 結構良いモノですね。
学園モノなのもポイントが高い。舞台が 00 年代の後半なので その空気感が非常に自分の趣味に合いました。

アイドールズ!

事前ニコ生を見て これは何だか凄いぞ!と思った番組。実際凄かったよ。モーションキャプチャーを活用して 内容がシュール。本当に癖になりましたね。
特にしおり役の花岡さんは何処かで見かけたような記憶があったが 何と知多娘 OG。そりゃ見たことあるわ。

PUI PUI モルカー

このクールのアニメで 世界的にヒットしたのがモルカーでしょう。
その狂気的な内容に加え 狂気的なコマ撮りアニメーションはクリエーションの特大花火でした。
何か語るのも申し訳ないぐらい

そうそうアイドールズとモルカーは天下のシンエイ作品なんですよ。令和にシンエイが尖った作品を二本出した これが将来どう繋がっていくのか。非常に楽しみであります。

ワンダーエッグ・プライオリティ

脚本が平成初期に一世を風靡した男 野島伸司。さらに日テレの深夜アニメというのが珍しさを誘います 
楠木ともりさんがメインキャストちうことで 迷わず視聴。

いやはや よくもまあこんな作品を作りました。高得点。惜しむらくは 最終回が未だに放映前ということ。この感想記事をアップしたのが五月末になってしまったのは だいたいワンエグのせいであります。

追記

六月の末にようやく最終回が放映された訳ですよ。
いや~評価が真っ逆さまだ。よくもまあこんな作品を作りましたね。
誰も理解が出来ない 令和屈指の怪作ですわよ。

2021年春クール

やくならマグカップも

よくある御当地アニメなのかな?とか どうしても居住地の作品やら失敗作品やらを思い浮かべてしまうのですが この作品はそうした作品とは違った。
そもそもが狂気的な熱量で成り立っているのだ。聞き給え まさかの一社提供だぞ。
更には本編 15 分で 残り 15 分は芹澤優ら声優が多治見の町を巡る実写版。

本編は陶芸部伝説的 OG の娘が 自分が陶芸で何を表現するか仲間たちと奮闘 そして母の面影と戦うお話。
多治見の言葉とか風景とか 何だか空気感も手に取るようにわかる。私も中部地方の血だから良いですね。やはり水が合うのでしょう。

秋からは 2 期もあり どうやら新キャラも出るらしい。期待大です。

不滅のあなたへ

九月二十三日記す
名作 聲の形 の大今良時先生が描いた作品ということで注目。
いやはや 月曜の夜から E テレでこんなのを見せられる此方の身にもなってくださいよ。なんて陰鬱なんだ。
もはやホラーですよ わずかに差し込まれる温かなシーンが余計に恐怖に陥れる。
20 途中で総集編あり。私は二話ぐらい見逃しました。怖すぎてそれくらいが良かったのかもしれない。
来年秋から二期が始まりますが見ないでください いや 見てください。

ひげを剃る、そして女子高生を拾う

まずね書きたいのは 家出女子高生を拾って家で養うのは犯罪と言うことです。絶対にやってはならない。
そして夜の高校に忍び込むのもアウトです。マネしちゃあいかん。
てなわけで倫理観やらに溢れる私は まず忌避するような作品で 心底アニメ化まで持って行った事に寒気を覚えます。

それでも視聴するに至ったのは 主演が市ノ瀬加那さんだったからです。実際 家出女子高生のキャラデザだけでアニメ化までのし上がったらしいから 対した物です。

オープニングを歌う DIALOGUE+のメンバーが声優として 主人公の親友を死へと追いやるいじめ主犯を演じたのは そのキャスティングが興味深かった。
またクライマックスの机バンバンバトル ターン制土下座など ちょっとは面白いシーンもある。

面白いと言えば沙優は全裸でナニをしていたのか ちょっとした論争が起きていたのも面白い。

まあ総合的には碌でもないアニメだ こんな作品視るだけ時間の無駄ッす。
こんなんでも売れるっていうのは ここ十年程でラノベも大凡一周 枯渇したのかなあと。
ちょっと憂いてしまいます。

東のエデン

BS12 で野球中継を視ていたら 聞いたことのある名作が再放送されると。早速録画予約をしましたね。

キャラデザ原案はハチクロや 3 月のライオンで知られる羽海野チカ先生。放映時期は 2009 年です。
OP はオアシスの楽曲とはなかなか。
やはり名作と語り継がれるだけあって ここに書くのもおこがましい。

夏には劇場版の放映もあるようなので 楽しみです。9/23 追記結局見逃しました 忘れてました

スーパーカブ

ホンダのバイクに乗る女子高生を描いた作品。
一見 同じ山梨アニメのゆるキャンの様に 良い感じの雰囲気作品なのかな?と思いましたが 実は違う。
かなりのファンタジーものなんですね。

なので道交法とか知ったことでもないし 凡そ非現実的です。女子高生がモールトンに乗ってたまるかってんだ 苦笑
様々論争を誘ったこの作品ですが 大体悪いのは地元の北杜警察署です。彼らは原作をちゃんと読んでいたのか?
コラボするなら どんな作品なのか調べた上でするべきでしょう。大方アニメの担当者に言われるまま 地元だしホンダも協賛しているから健全だろうってんで 何も考えずにコラボしたのでしょうが 警察官もそんな暇人ではないしね これからはよくよく考えてコラボを行うべきです。

ゾンビランドサガ リベンジ

名作の 2 期です。
つまりは 1 期の後に調子に乗って鳥栖のスタジアムライブを企てるも前代未聞の大爆死!その借金を抱えるメンバーはアルバイトに精を出す日々 その中で どうにかリベンジへの闘志を燃やすというお話。

なんですが結局その借金というのは おつかいに出た山田たえが成り行きからボートレースで一攫千金。見事にチャラ。
なんやかんやあって佐賀を水害が襲い フランシュシュが立ち上がり リベンジは佐賀を元気づけるライブになりました。めでたしめでたし。
そして 復興に立ち上がる佐賀は UFO に襲われ結局滅びます!

何の話や。
これどうなんでしょうね 佐賀の呪い とか作中で言われるし オチも 佐賀は救えない だし 正気を保っている佐賀県民諸氏には頭が下がります。自分が血気多き佐賀烈士なら 不快千万でしたよ。更にはサガン鳥栖は弄られるしマスコットキャラクターは落下する。ちょっと自分は味付けが合いませんでしたね。

フランシュシュの正体に気がついた大古場記者 結局彼はヒールとしての役を全うせず 避難所で奮闘するメンバーに浄化されてしまう。いや中途半端な役回りだなオイ。

とまあ文句はここまで。佐賀事変 の二回は良かったです。期待を込めると江藤新平の佐賀の乱も 描いて欲しいですね。

SSSS.DYNAZEON

人気作の続編なのか?
まあストーリーは無難。
戦闘シーンは興奮しましたね。
それとアノシラスやアンチの成長した姿が良かったです

Vivy -Fluorite Eye’s Song-

AI と人間とを描いた作品。
こう書くと高尚なテーマに見えますが 結局は時を超えるバトルモノです。
あまり壮大にしすぎるのもバランスが悪くなり まとめ方が難しくなる。それは脚本氏が昨年に手がけたシグルリがそうでしたね。
その時間遡行 やり直しに意味はあるんですか?

思うんですけど 本編で説明できないなら書かなくても良いと思うんですね。オ―コメしかり Twitter 長文解説然り。
それでもまあシグルリよりは理解できたかな。

ただエンディングの Fluorite Eye’s Song こちらはどんな歌になるのか期待を持たせていたので そこがちょっと個人的には評価に困りました。

まあ声優キャストや戦闘シーンは豪華で良かったね キャストと歌が違うやろがい というのは野暮です

86-エイティシックス-

りゅうおうのお仕事で知られるイラストレーターしらび氏が担当する人気ラノベのアニメ化。分割 2 クールの 1 クール目です。
主演は今をときめく千葉翔也さん 脇を固めるキャストには白石晴香さんも。まあ死ぬんですけど

世界観は第二次世界大戦下のナチスドイツ 邦帝国の特攻隊 米国における邦人 日系人政策などが下敷きになっているものと思われます。

戦場を知らないミリーゼ少佐は耳でしかそこを知らない。一方で 86 の面々の戦闘シーン。この対比は大胆な描写で その戦闘シーンも動く動く。劇伴も良かったね。
それぞれの人間模様 特にセオがミリーゼを叱るシーンが最高だった。

1 期では主人公の兄を 成仏 させましたが 2 期ではどうなるのか。特に白豚側の加虐と差別 そこがどう展開していくのか楽しみであります。

シャドーハウス

こちらは人気漫画のアニメ化。今時珍しいメロディのみのオープニングが良くってねえ。
世界観が少し説明しにくいんだけど 結構人としての尊厳を考えさせられる作品となっています。また洗脳の描写も見事。
MX では vivy 86 と来てシャドーハウスが来るので 当初は 人権三部作 なんて思っていましたね。

エドワードの造形も見事。もう べた褒めですよ。今期はシャドーハウスとやくならマグカップもを見ておけば間違いない。
特にクローバーワークスは ワンエグで臨死しながらも シャドーハウスで見事な迄のアニメーションを提供してくれた。ありがたいねえ。

ダイナ荘びより

人権三部作のデザートみたいなアニメ。
松重豊さんに田中要次さん 小峠英二さんと どういうキャスティングなんだ?

題名の通り三頭の恐竜がのんびりとした暮らしを送るアニメーション 割とギャルと恐竜に求めていたものがここにはあった。
どうやら此方もセカンドシーズン突入という事なので 夏もゆるくいきましょうね 9/23 追記 youtube で観られると横着していたらだいぶ見逃し脱落しました

東京リベンジャーズ

こちらも時間遡行モノ。
好きな人を救いたいというテーマが軸になって居るのでシンプル。ただ救いたい人が増えていくのは まあご愛敬でしょう。

この御時世にこういうヤンキーアニメが放映されるのは なかなか新鮮で良いよね。
どうしても自分の見知った時代 変なリアリズムが出ちゃうけど 野暮やね。

夏クールにも続行しそうなので ここからどう展開されるのか期待です。

9/23 追記
そうこうしているうちにドラケンの声優がやらかしましてね。
死刑ネタがなんか変に笑えるようになってしまった。我ながら嫌な人間だ。
さらにいくと ちょっとネタがどういうものか解像度が上がって純粋に楽しめなくなってしまった。果たして声優問題などあり 二期があるのかわかりませんが 継続視聴するか迷うところです。

さよなら私のクラマー

蕨と女子サッカーを舞台にした作品のアニメ化。

私も女子サッカーには知見があるので楽しみにしていましたが 果たしてこんなので WE リーグやなでしこリーグを観に来る人が増えるのか心配になります。
実際に女子サッカーの未来として駆け抜ける選手を見ているので あたかも現実の世界に未来はないとするメッセージが伝わりそうなのが恐い。
まあ確かに一部には実力はあるのに 経営者が時代の遺物 ド田舎の馴れ合いだったりで そうした部分で未来は皆無だったりする事はあるんですけど 女子高校生には背負わせたくはないですね。

そこにあるフットボールを楽しんで欲しい。

BLUE REFLECTION RAY

ゲームが原作のアニメです。ちょっとしたところで話題になっていたのでニコ生の 1 話ちょい見せ特番を見たのですが なかなか面白そうで。
ハマったのは山田仁菜回でした。あれだけの貧困 ネグレクト 虐待 そして生活に難のある母親というものを描けたのは素晴らしいと思います。というか まさかこのようなアニメーションでここまでリアルな社会描写が見られたことに驚きもあります。
作中には数多の不幸なキャラクターが登場するのですが 彼女が一番不幸だと思います。いや そう思っていたんです。まさか彼女を上回るキャラクターが出てくるとは。普通思わないですよ。
また山田仁菜と駒川詩の組み合わせが面白かった。いや駒川詩というキャラクター造形そのものが面白いのです。彼女だけはそうした不幸なエピソードを有さない ただ単純に自らの欲望に任せて生きている狂気的なキャラクターでした。

クールの中ではかなり気に入った作品でしたが どうもブルーレイの発売が無いとかで展開に残念さを感じました。とはいえ配信では見られるはずなので 観て下さい。声優さんも若い実力派が揃っていて良かったです。

2021夏クール

ピーチボーイリバーサイド

メイドラゴンでお馴染みクール教信者先生の作品。M A O さん枠でもあります。
兎人 鬼などなど 人間と異種族の共存がテーマ。
放映順はシャッフルで もう頭がこんがらがるんですけど 最後まで観てみると 6 話を最終回に持ってきた事の意味はわかります。異種族の共存という意味でね。
賛否両論の監督はメルヘン メドヘンやゲキドルの監督さんでした。
OP がかっこよかったです。

チート薬師のスローライフ

東内マリ子さんが出演ということで。
あんまり異世界モノは見ないのですが ちょっと興味。何より放送直前まで配信情報などが全く掲載されないやる気の無さ。おいおい大丈夫なのか?

いや それはやる気の無さではなくて 作風にあわせたユルさだったのかもしれない。
基本的に一話完結で シリアスも少ない簡潔さ。これぐらいが丁度良いんですよ。疲れた世界に効果抜群です。
癒やされるしクスリできる。薬とかけてはいないです
オススメなので 見るなら此方を見てくださいね。

小林さんちのメイドラゴンS

名作の二期です。
事件前から製作が始まっていたとは伺っていましたが 事件が起きて一体どうなってしまうのかと。
それでもこうやって放送されたことが嬉しいですね。また新キャラのイルタケには嶺内さん下野さんと これはもう発表された瞬間にとても期待と安心感を覚えました。この二人は良い。
OP ED も何もかもが素晴らしい 全部べた褒めですよ。
見て下さい。

ぶらどらぶ

押井守と西村純二がタッグを組んだ衝撃の怪作。人類には早すぎる。
メタネタとかわからない人にはわからないだろう シュールの極み。本当にヤバい。
エンドロールにゲバ文字デザインなんて二度とお目にかかることはないと思うのですが なかなかの衝撃。
物好きさんは見るべし

かげきしょうじょ!

歌劇団のトップスターを目指す少女たちの物語。
アニメ 何を見るべきか問われれば 私は 今期はかげきしょうじょ見ておけば大丈夫 と答えるぐらい。
特に大地葉さんと佐々木李子さんの歌声が良かったね。歌の得意な声優さんは数多いるけれど この二人の歌声と実力は他作品で知っていたので期待通り いや更に上回ったイメージ。
それに飛田さんの名演技も良かったな 胸が熱くなりました。また花守ゆみりさんの気怠げな演技も良かったし 千本木さんのアホっぽい演技も良かったし 花澤香菜さんの性格悪い女の演技も良かったし 七海ひろきさんには違和感なかったしで よく纏まった作品でした。
見なさい。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X

こちらも人気作の二期ですが 今一つハマらなかったな。一期が完全無欠すぎて。
ハーレムモノって作り上げるまでの過程が面白くて ハーレムになってしまうとダレると感じました。

ラブライブ!スーパースター!!

遂にラブライブ!が NHK にやってきた。
舞台は原宿界隈。私も少しずつ地理に明るくなってきたので なるほどよくわかります。
人前で歌えない少女が 1 人通学途中に歌っていると その歌唱を聴いた上海からの留学生に半ば強引な形でアイドル道へ引きずり込まれ 幼なじみや出会った友と共に粉骨砕身していくストーリー。
最初から上手くいかない 最後も頑張ったけど これからだというシンプルなストーリーが良かったです。成功しすぎないのが妙にリアルなのも悪くない。
たぶんラブライブ!を初めて見る人には これぐらいが丁度良さそうだと思いました。

ただ NHK という特性からオリンピックやらの影響で放送が飛び飛びになったのは残念でした。

白い砂のアクアトープ

水族館と女の子という PAWORKS の新作。
近年でそうしたお話と言えば 熱帯魚は雪に焦がれる という青春の名作を思い浮かべるところで 私自身此方の作品のアニメ化やドラマ化を望んでいたところがありました。
この作品の舞台は沖縄。一期は閉館間際の水族館が舞台で 館長の孫娘が何とか奔走するというお話。そこにアイドルを辞めた女の子がやってきて…..。
二期はがまがま水族館閉館後のお話で ティンガーラでのてんやわんや。
PA 作品では大人の描写が好きで 善人か胡散臭い連中の描写が魅力的なのですが 本作も非常に濃密で良かったですねえ。
ただしかし要素がツギハギになっていたのは気になりましたな。素材がそのまま投げっぱなしというか 繋がりに欠けておると思うところが幾つかありました。そこが少し惜しい。

ジャヒー様はくじけない

昆布わかめ先生の人気作がアニメ化。それも特殊編成でクール跨ぎの 20 話。テレ朝非常に気合い入ってますね。
しかしだね令和も三年目に入ってだ 主題歌小倉唯 小松未可子と上坂すみれの役どころが 令和になってもこんなアニメーションが観られるなんてありがたい と思うわけですよ。本当に。
こんなアニメ作品が観たかった!!
もう最高ですよ。
元々昆布わかめ先生は 世界で一番おっぱいが好き! を読んでいましたがジャヒー様は未読。これをきっかけにアプリで読み始めましたが 本当に面白いですね

2021秋クール

舞妓さんちのまかないさん

M A O さん枠です。E テレ土曜朝のショートアニメ。
これが一番面白かった。アニメなんてぇのはね これぐらいでええんよ。よくできた作品で 見ていてホッコリする。ご飯も美味しそうだし オープニングが京都出身のつじあやのさんなのが更に良い。
原作も合わせてオススメです。

見える子ちゃん

怪異が見える女子高生が送るドタバタホラーコメディ。
話としては面白かった。ただキャラデザや描写については好みが分かれるだろう。

進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

俗に言う なろう系 の一作。
何も考えずに馬鹿になりたいなら こちらが宜しいと思った。結構パロディネタとかネットのネタとかがあったりして わかる人には面白いと思う。
この後の展開が気になるから続編希望。

逆転世界ノ電池少女

並行世界モノでもあるしロボットモノでもある挑戦的一作。
好きなものは何か 好きを語るとは何か そうしたファン マニア オタクの心理を上手く描こうとした挑戦に天晴れ。

プラオレ

舞台は日光 種目はアイスホッケー。ありそうでなかったアニメが 2021 年の最後に実現しました。
日光のアイスホッケー文化を知る者としては感慨深いところがあります。
アニメとしては突っ込み所もあるけれど それを補うのが丁寧なアイスホッケーの描写。恐らく視る人にアイスホッケーの基本的なところはわかってもらえた事だろう。

北京オリンピックで女子ホッケーが決勝トーナメントに進む。良い時期にアニメ化しましたね。

SELECTION PROJECT

冬クールにアイプラがありましたが ここまで被る?というところ。まず主人公の心臓移植 姉が伝説的アイドルで早逝しドナー。妹の誕生日も同じ。
ただ似通っているのは以上の点だけで 根本的な部分ではセレプロ独自の部分が多い。
まず当初はオーディションモノであった事。ただここの根本的なところが重大で 正直言ってこの世界に SNS や掲示板の類があったら盛大に燃えていそうだと感じる。
一番良いなと思ったのは 失格となった彼女たちがセレプロを離れて大宮で独自にアイドル活動を始めた点。ここで成り上がるのかな?と思いましたよ。

彼女たちはセレプロに戻ると 遂にはおかみさんが運営するプロダクションに所属する というもの。

ツッコミどころとしては最終話 疲労で倒れた鈴音と昼飯を抜きで看病していた玲那に サリー社長は飴玉を手渡すシーン。彼女はそれからライブをするわけです。病院を飛び出して昼飯を飴玉だけでライブをする。ツッコまないと駄目でしょう。
小泉詩ちゃんと濱栗広海ちゃんの地元の後輩が可愛かった。
すずれなは良いぞ!もっと絵増えてくれ。

ワッチャプリマジ!

プリティーシリーズの最新作。
プリチャンが終わって自分も卒業しようかな と思っていたところ食わず嫌いは良くないだろうと 1 話を視たのが良かった。
テンポが良いスポ根で キャラクターの造形も抜群。どのキャラも言いたいことを言うタイプだから気持ちが良いね。
歌もエイベックス風味がマシマシでグッド。まだスポンサーが少ないけど どこまで続くか見届けたいところです。

やくならマグカップも 二番窯

癖になる陶芸アニメが帰ってきました。
岐阜アニメにハズレ無し 多治見に行きたくなる作品。私も多治見市役所で展示されている芹澤優嬢作の下半身を観に行きたいです。
一期より本格的で 一期では触れることができなかったキャラクターにも光を当て より一層の世界観理解が実現できたと思います。そして百合度も倍増して 大大々満足で御座います。

全く また税金投入アニメか なんて言ってしまい 本当に失礼しました。作品としての完成度が非常に高い。
アニメは何が良いかと聞かれたら もう やくならマグカップも を全力でオススメするでしょう。
2021 年を代表する名作でした!!

86-エイティシックス-

春クールの続き。共和国から連邦に辿り着いた一行が 連邦の生活を楽しもうにも 結局は戦場へ辿り着く。そうして新たな戦いに挑む というお話。
連邦で出会う少女は かつての帝国最後の女帝であるという。秋クールでは彼女と共に戦う姿が描かれる。
主人公がレーナからシンとフレデリカに変わった感じで 残念ながらレーナは殆ど出てきません。
戦闘シーンの迫力が増したのは それまで 86 の面々が戦うだけであったのに対し 連邦の大兵力が加わるわけですから当然のことでしょうね。当然人の生き死にも描かれるので柵がカロリーは高いと推測。段々と放送休止が増え 隔週放送になる始末。ついには残り二話が春前の放送となりました。だから また四月にでも加筆が必要というわけだな。

追記
しかしながら よもやですよ。なんだか 彼の国の出来事が少し重なるような感じで。
ともあれ残りの二話というのはエピローグ的なもので そこまで激しいものでは無かった。
でもレーナと 86 の面々が ようやく初対面になるのはエモかったね。これだけの出来だと 更に続く物語にも期待したくなるが?

ルパン三世Part6

次元大介の声が変わる ゲスト脚本家が豪華。という触れ込みに惹かれて見たわけだが 本編のホームズ編は若干の消化不良。ゲスト回もどうにも私の感性とは合致せず。
一月から放送は続くわけですが ここで降りる。無念。

思ったのですよ。
しかしですね だらだら一週遅れのニコ生で見ているとトモエ編が始まるわけだ。これがなかなか面白い!
もうすっかり目が離せなくなってしまった。
どうなるのかな~~~!

<トモエ編>
いやあ 楽しみにしていた頃が懐かしいですね。
そりゃまあ面白いところはありましたが……
そんな感じでした